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江⼾東京な たてもの探訪

小金井市でしか出会えない、日本の伝統息づく場所や、心なごませる風景があります。
のんびり、ゆったり、時代を越えたお散歩を楽しんでみてください。

武蔵小金井駅から小金井公園周辺の地図

「新旧が融合したまちを歩こう」

1.三光院

1934年創建。室町時代の御所料理の流れを汲む「竹之御所流精進料理」の味を、今に守り伝える尼寺です。旬の味覚を豊かにとり入れた精進料理が月替わりで楽しめます。
お寺では料理教室や書道、写仏などの講座も開講。

Photo:Akira Moriyasu
”室町の 雅の味に ほほ緩む” 1934年築 「宮中の雅と禅の心が一体となった精進料理を守り続けております」 Photo:Akira Moriyasu
所在地
小金井市本町3-1-36
営業日
月曜、第3水曜、第4金曜定休
※精進料理を予約の方のみ入場可
(要予約)

徒歩12

2.浴恩館公園

自然に調和する「浴恩館」は、昭和初期に京都御所の大嘗祭で使われた神職の更衣所を、日本青年団の講習所としてこの地に移築したもの。初代館長を作家・下村湖人が努め、小説『次郎物語』の舞台としても知られています。現在は市の文化財センターとして機能し、郷土資料を展示しています。

”市の史跡は 古き懐かしき 昭和の香り” 1931年築 「小金井市のあゆみをご案内します」
所在地
小金井市緑町3-2-37
電話
042-383-1198
(小金井市文化財センター)
金額
入園自由

徒歩12

3.江戸東京たてもの園

”古きよき 時代の街並み そぞろ歩き” 1929年築 「建物から時代の息吹を感じられます」 子宝湯:唐破風が特徴的な東京を代表する銭湯。浴室のペンキ絵は、男湯側に清々しい富士山が描かれています。

暮らしを感じる商店建築

小寺醤油店

1993年築

昭和期の建築ながら、「出桁造り」という伝統的な様式を踏襲。重厚な造りの蔵も見どころ。

鍵屋(居酒屋)

1856年築

元は酒問屋で、昭和期に居酒屋として営業。店内にはカウンターも再現されています。

武居三省堂(文具店)

1927年築

正面に軒が出ない「看板建築」は関東大震災後の流行。タイル壁にモダンな感覚も。(写真左)

丸二商店(荒物屋)

昭和初期築

「網代」「青海波」などの伝統柄を銅板で表したファサードが圧巻。店内の商品にも時代性が。

小金井公園の一角にある野外博物館で、江戸時代から昭和中期までの東京の歴史的建造物30棟を移築・復元して展示。内装や調度品も再現されており、まるでその頃に身を置くような感覚で昔の生活文化に触れられるのが魅力。なかには建物を利用したカフェもあります。

所在地
小金井市桜町3-7-1
都立小金井公園内
営業時間
9:30〜17:30(10〜3月は〜16:30)
営業日
月曜休園(祝日の場合は翌日)
金額
入園400円
(未就学児童、小学生、都内在学または在住の中学生は無料)

徒歩10

4.小金井江戸の農家みち

小金井公園手前を東西に伸びる小道に、地元農家の直売所が10軒余り。旬の野菜や果物など多彩な品揃えはもちろん、道沿いに残るかつての農家屋敷の風景も要チェック。希少な「江戸東京野菜」を扱うお店もあります。

”旬野菜 公園帰りに 買ってこか”
所在地
小金井市関野町〜桜町付近
営業日
直売所により異なる

徒歩32

5.六地蔵の恵み黄金の水

小金井という地名の由来にもなっている、「黄金(こがね)の水」が湧き出る名所。試飲用蛇口があり、コップ1杯分を無料で楽しめます。

所在地
小金井市本町1-7
営業時間
8:00~20:00
営業日
無休
金額
試飲無料

こちらもオススメ!

市内初の国の登録有形文化財

旧中村研一邸

2019年3月、旧中村研一邸主屋と茶室(花侵庵)が小金井市内の建造物として初めて国の登録有形文化財に。主屋は市立はけの森美術館附属喫茶棟(musashinoはけの森カフェ)として活用されています。

所在地
小金井市中町1-11-3
美術の森緑地内
電話
042-387-9923(コミュニティ文化課文化推進係)